IgG4関連疾患2020+1 ご挨拶
2021年(令和3年)12月2日(木曜日)−4日(土曜日)、北九州国際会議場(北九州市)において第4回IgG4関連疾患国際シンポジウム・第13回日本IgG4関連疾患学会(合同開催)(”IgG4-RD-2020+1”)を開催します。コロナ禍に伴い開催が当初の計画より1年遅れとなりました。対面方式の通常開催を予定していますが、国際間の移動制限次第では、状況に応じてWEB講演も容認する方向で計画しています。
テーマは「診断の確立から治療の新展開に向けて」です。田中良哉を会長、John H Stone教授、岡崎和一教授を共同会長とし、国内外の委員から組織されるプログラム委員会により、概要、会場利用計画が決定され、6つのメインシンポジウム、9つの教育講演などを企画しています。
一般演題はポスター発表として、100-150題の演題登録を見込み、米国、欧州、中国等のアジア諸国からの国内外の多くの研究者の参加を見込んでいます。公用語は英語となります。開催地決定には、日本政府観光局の支援を受けています。関連する厚生労働省研究班、AMED研究班とも緊密に協力しています。
IgG4関連疾患は、平成21年から厚生労働省難治性疾患克服研究事業などの支援を受けてオールジャパン体制で取り組み、発見から疾患概念の確立、診断基準策定へと日本が世界をリードしてきました。IgG4関連疾患国際シンポジウムが、日本で初めて開催されることは大変に意義深いことです。第13回日本IgG4関連疾患学会との合同開催として、国内からも多くの参加者を期待しています。どうぞ宜しくお願いします。
令和3年3月3日
第4回IgG4関連疾患国際シンポジウム 会長
第13回日本IgG4関連疾患学会 会長
産業医科大学医学部第1内科学講座 教授
田中 良哉